今人気の中ノ沢こけしが登場!
伝統的な8寸のこけしです。
※写真はイメージです。
※職人による手作りの為、1点1点仕上がり(形・描彩)に個体差があります。
【サイズ】約240㎜×55㎜
▶「中ノ沢こけし」について
青根(宮城県)出身の木地師である海谷七三郎は、中ノ沢の人々からの要望をうけて、こけしや木地を挽いたと言われています。採色(絵付)はしていないようで現存するこけしは見当たりません。大正13年、県の木地講習会には遠刈田(宮城県)出身の佐藤豊治が、こけしや木地の技術指導をし、磯谷直行・酒井正進・氏家亥一・海谷七三郎・佐藤文六・笹川菊之助・岩本芳蔵等の参加があり、善吉も講師として指導しています。
中丿沢こけしの形や構造は「遠刈田系」や「土湯系」の影響を受け、頭頂の蛇の目模様は土湯のこけしに似ており、胴には牡丹や桜が描かれています。しかし、デザインの大部分がオリジナルであり、その独自性から長年「土湯系」から離れて「中丿沢系」として分類されることが望まれてきました。
その後、平成30年(2018年)7月2日に「土湯系」より「中丿沢系」として呼称する承諾を得て、三大コンクール(全国こけしまつり、みちのくこけしまつり、全日本こけしコンクール)においても独立呼称が進められました。